2019年2月2日土曜日

働き方改革の前に





俺はこれにすごい共感できたんだけど、
ネットの反応を見る限りどうやら俺も時代遅れの堅物先輩らしい。


持論なんだけど
仕事だから学校じゃないし机に座ってただ教師が述べることを学んでいればいいというものではない
まだ試験勉強じゃないんだから、仕事には正解はない、あるのはベストと思われるものだけだと思ってる。

サラリーマン前提で話すけど
そもそも若手に対して即戦力は期待していないし
渡した仕事に対して最大効率で最短のベストな対応をしてほしいとは思っていない。
てかそれを期待しているのであれば社風や上司や先輩が悪い

若手、特に入社1~2年目に求めるのは失敗だ。
仕事を与えられたとき、90%くらいは分からないことで、なんなら何言ってるかもわからない
そんな状況のときにどう動いたら良いのか、
どう仕事を勧めたら良いのか、そういう仕事のやり方を身についける事を期待している。

そういう中で自主性や、社内の人の関係や誰に何を聞いたら解決するのか
ネットで調べるにもどう調べたらより自分が望む答えにたどり着けるのか
そういう力を1~2年目には付けてほしい。

会社の規模によっては難しく、余力がないので即戦力として辛く扱ったりすることもあるだろうけど、
ほしいのは作業者ではなく、仕事を進める力がある人だ
学生時代のバイトで何年立っても下っ端の仕事をしている人には用はない
社会は厳しい。

ただもちろん個人の相性や適正ってのはあるもので、
仕事を進める力を養って3年目くらいから戦力になる人もいれば、
どうしても指示待ち人間になってしまう人もいる
良い悪いというより個人の適正だからしょうがない。
明確な的確な指示のもとで動ける人はそのように扱うだけだし、
失敗やミスをしながらも自分でなんとかしようとする人はそのように扱うだけ。

ただ言えることは明確な指示のもとで適切に動ける人はいつまでたっても先輩にはなれないし、会社に依存する辛い生き方になる人が多いと思う。
大人は若手の親でも先生でも無い
期待はせず、ただそのように扱うだけでしょ。
今は就職する側が強いから、うまくいかないなら会社を変えてリフレッシュすればいいし納得行くまで会社ガチャを回せば良いんじゃないかな?

日本にはインターンシップの文化があんまりない気がするから入社前に会社の雰囲気を掴むのは難しい、
業務内容も企業説明で聞いた内容なんて当てにはならない、
やっと入社しても教育カリキュラムが確立していることなんてほとんど無く、
OJTという名の放ったらかし、
その中で適切な指示や説明も無く仕事が振られる
泣こうが喚こうが若手だろうがもう社会人で会社人なので、自分が対応するしか無いんじゃないかな?

私が1年目に言われて今でも大切な言葉は「会社は学校じゃないから」
いくらシステム化、効率化しようが仕事をするのは人対人なんだし。

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える
村山 昇
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