仕事中ネットサーフィンしてたら見つけた、
「〇〇退社しました」とか社内環境とか労働環境に関する最近ホットな話。
読んでみて、
誰かが声高に言うデータや情報に対する見方やとらえ方は今はとても複雑になっていて、
データ自体に間違いは無くても使い方でどうとでも印象を変えられるというのは既知の事実で、
やっぱり「知らない」ということが罪になる社会がどんどん近づいていることを実感した。
本来であれば設備投資をして生産性を高めなければならないのですが、人件費を削ることしかしてこなかった日本の経営者は「ブラック企業」批判を受 けて、対策として、とりあえず人手確保するしかできないでしょう。
最後の記者の所感。
うちの会社で起きていることがまさにこれだった。
私が入社した時はちょうど就職氷河期明けで、社内にはあからさまな手持無沙汰な人員はおらず、
社会情勢の厳しさも相まって少人数ながら上位工程、下位工程それぞれに必要な人員がポイントぽポイントでいて、
この人はすごい!学ぼうと思える人が各チームに一人はいた。
就職氷河期から完全に抜けた入社から3~4年目。
会社は内製をやめ、社内コストを抑えるために外注主体で案件を回しはじめた。
このころはまだ出来るPMや実務を理解しているPLが居たので、一部のいわゆる「できない人」が目立つくらいでとこまで大きな問題は無かった。
業務時間に対する規制や労働環境に対する風当たりが強くなってきた5年目から、ちょうど私がやる気を保てなくなってきたころ。
ポイントでいた凄い人は部長等管理職になり部署からいなくなり、実務を理解しPLなどをやっていた人は外注管理のみの業務に飽きて多くが辞めていた。
残ったのは表面化していた「できない人」。
その中でもさらにダメな人は職場の空気や新人など下からのカチ上げ等で違う部署に異動したり、させられたりした。
上位工程管理と外注管理に部署の方針を切っていた影響で社内知見が蓄積されないワークフローとなり、
大勢いるのは新入社員~5年目くらいの中間層、
知見の蓄積が無いので返って案件につぎ込む人数が増え、
問題トラブルが起きやすい構造になり社員の育成、成長が望めなくなり 、
急にワークフローが改善され人材が成長することもなく人がいないと泣いている。
結果論であり、
変えようと動くタイプでもないし、結果から当時の判断を批評するのは簡単だけど少なくとも今、限界が近づいている。
会社としての取り組みもマズかったのかと思うけど、
今残っている社員の思考や仕事に対するモチベーションが特にヤバい。
知財の蓄積とか、標準化とかってチームや部署で取り組むと効果が高いのはもちろんだけど個人でもできることじゃん。
業務の改善とか効率化とか大きなことをやるのは難しいけど、個人でもできることはあるじゃん。
なに言われたことを言われた通り、
目の前のタスクをただ早く帰りたい為だけにダルそうにやってるの?
学校のように数年したら進級や進学等で勝手に状況がかわるわけじないんだぜ?
終身雇用が多い日本であとそうやって数十年過ごすの?人生の無駄じゃね?
逆にまた社会情勢変わって雇用が厳しくなったらどうするの?黙って死ぬの?
社畜になる人は社畜になるべくして社畜をやってるんじゃねぇかって気さえしてくる。
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