2014年9月14日日曜日

Linuxサーバを作る


7系が出て、色々変わって騒がれていますが、
もう少し安定バージョンX.3~くらいになるまではまだまだ6系がメインでしょ!と思い。

Redhat/CentOSの6系OSの設定作業について、簡単に一回纏めとこうと思います。
今回設定するのは当然、フリーのCentOSです。

CentOSのインストール

インストールメディアの準備


まずインストールメディアを入手しましょう。
そもそもクラウドメインの最近ではインストール自体、やらない作業になってきていますね。

CentOSのメディアは下記サイトからダウンロード可能です。
http://www.centos.org/download/

昔に比べて分かりにくくなった気がしますが、ミラーリストの近くて早いサイトから落とします。
参考までに、日本だと"riken"が安定しているかもしれません。
ここからインストールメディアを作成するためのISOファイルを入手し、インストールします。
私はあまり余計なパッケージを最初から入れたくないので、
必要最低限がパッケージされている"minimal"を入手します。

OSのインストール


今回はVM仮想にインストールするので、ISOファイルそのままインストールを行いましょう。
VM環境の準備は今回は割愛。
ISOからブートするとインストールウィザードが始まります。
※GUIでのインストールを行うにはサーバのメモリが652MB以上でないとコマンドインストールになります。
インストール言語を選択。
キーボード言語を選択。
インストールするサーバのストレージタイプを選択。
SANとかではなく、サーバローカルにインストールするのでそのまま。
インストールディスク内容の確認。
今回は初めてのインストールでハードディスク上にデータは無いため無視してインストール。
既存サーバの空きパーティションにインストールする場合なんかは「いいえ」を選択。
ホスト名(サーバ名)の入力。後で変更可能です。


次にネットワークの設定。後で変更可能。
インストール後に設定でも大丈夫です。
サーバ時刻の設定。後で変更可能。
管理者ユーザー(root)アカウントのパスワード設定。後で変更可能。
管理者ユーザーの権限は絶大です。公開するサーバであればきちんとセキュリティの高いパスワードを設定しましょう。
インストールパーティションの選択。
インストールサーバのパーティションと相談し決めましょう。
特にキメが無いのであれば、LVMを利用したフル領域のインストールでいいと思います。
※「システムを暗号化する」にチェックを入れた場合、起動時に認証処理が走り成功しないと起動しません。
  サービス用サーバとして使う場合、自動起動してこないので注意が必要です。
※インストールディスクのサイズが50GB以上で、「全ての領域を使用する」を選択した場合、
  勝手にLVMパーティションが区切られてます。
  ある程度のディスクサイズ以上のサーバにインストールする場合、チェックを入れて必ず確認しましょう。

好みでカスタマイズするのもアリです。
私はboot領域に500MBもいらないと思うので、少し調整したりします。
パーティションの推奨値についてはredhatのインストールガイドを参考にしています。
ここで問題なければ「次へ」を押した後、ディスクのフォーマットが始まり、パーティションが構成されます。
ここで間違いがあった場合、再インストールになりかねないのできちんと確認します。
ここまでくればほぼ終了。
後ははいはいでインストールは進みます。
ちなみに、フルパッケージのインストールメディアでインストールを行っていた場合、
このインストール画面の前に、どのパッケージを入れるか選択画面があります。
今回はminimalパッケージと最初からしているので割愛。
これでインストール完了です。お疲れ様でした。
最後に再起動しましょう。

次はサーバとして活躍できるよう、OSの設定を行います。


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